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代表プロフィール

狩野 直次郎

「室内装飾」
この四文字の感じを見た時、憧れを抱きました。このころはいまだ一般の住宅でカーテンや絨毯を使う所はほとんどありませんでした。
在来工法の木造住宅の玄関脇に応接室として暖炉付の六角形を切り落としたような洋間と呼ばれた部屋が出来始めてからカーテンや絨毯が使われはじめました。
新しく立ち始めた公団の団地でも、鉄製のサッシュの内側に障子が散りばめられていました。
映画の「三丁目の夕日」の時代です。
オリンピックの頃からテレビがカラー化されてリビングの上座はテレビが占めるようになり、「テレビはお部屋のインテリア」なるキャッチコピーが世の中に出始めました。「父親が上座から降ろされてその権威が落ち始める」
横浜では住宅ブームに入り、戸建ての住まいやマンションに洋間なる部屋が出来始め、カーテンや絨毯の需要が出始めました。初期絨毯と呼んでいたのは、今のニードルパンチと言われるものです。
テレビはお部屋のインテリアなる言葉が出る前に、仕事先でインテリアなる言葉を見つけ辞書で調べてみたら、エクステリアを調べたらこちらは丁寧に庭やフェンス等々で分かりやすく書かれていました。
友人の書店で調べたら「ジャパンインテリアデザイン」なる月刊誌を発見した。これを定期購読し始めました。
22歳頃に独立し、最初の大きな仕事は千葉で絨毯の敷き込み工事1階フロア―全部に絨毯を敷く、この当時絨毯は切断するとそこから溶ける完全な織物でした。そのため、縁を裏側に折って麻糸でかがってとめていました。この作業の手間賃が四万円近かった。同年代のサラリーマンの月給に値しました。

それから何十年も経ち、時代と共にお客様が求めるものも変化して参りました。
今まで、そしてこれからも皆様にご満足いただけるサービスを提供し続けてまいります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。